荻浜地域「アワビ」養殖プロジェクト(1)

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・牡鹿半島復興支援
東日本大震災から月日が流れ、早や十数年、復興の進んでいる地区、遅れている地区、被災地は多様化し始めています。

依然として復旧はなんとか進んでおりますが、復興は道半ばとなっているのが現状と見受けられます。

災害以前を望むのではなく、将来的な展望と地域活性化を目指した地域のあり方を模索しなければなりません。

また、月日と共に漁業に魅力を感じない若者は、市街地へと出て行く人が多く、今では残された人の高齢化が進み、地域に暗い影を落としているのが現状です。
そんな中、魚の暮らしと共に数多くの空き家が目立つ様になってきました。

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☆宮城県の牡鹿半島にある「荻浜地域」
牡蠣の養殖やワカメ、アナゴ漁で有名な小積浜も東日本大震災で大きな被害を受けました。

牡蠣の水揚げ後の処理などをしていた作業所も津波で流され、同時に、そこで働いていた魚業の作業仕事も無くなってしまいました。
震災前の状態までには程遠いのですが、牡鹿半島地域も少しずつ前に進んでいます。

3本の矢プロジェクトを発足させ、牡鹿半島活性化対策を計画いたしました。

3つの養殖業から事業拡大により、

①雇用の確保、

②魅力ある事業、

③継続的発展に結びつく「夢の実現」を取り入れた事業計画を提案してまいります。

それらの推進を基に若者が定着できる労働ワークの確保を目指してまいります。

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・これからの展開
「魚のある暮らし」をキーワードに、牡蠣・ワカメの養殖で構成された漁場を確保しておりますが、将来的な展望に於いて、どうしても確保しなければいけない3本の柱「アワビの養殖事業」をテーマーとして地域共同体、自然環境を取り入れた、若い世代が参加できる地域の魅力。


また、コミュニティデザイン・ライフにより満足頂けるよう、行政・地域団体と共に漁業と観光、「魚業」に関連したまちづくり、しかも環境に配慮した3本の柱をメインとして、地産地消の商品づくりまで行っていく予定でおります。

医・食・住を各々の希望にあった形で提供する企画・立案でより満足して頂ける地域の町づくりを確信しています。

牡鹿半島地域活性化構想-5