ふるさと村構想

2023年01月

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桃浦地域「アワビ」養殖プロジェクト(1)

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・牡鹿半島復興支援
東日本大震災から月日が流れ、早や十数年、復興の進んでいる地区、遅れている地区、被災地は多様化し始めています。

依然として復旧はなんとか進んでおりますが、復興は道半ばとなっているのが現状と見受けられます。

災害以前を望むのではなく、将来的な展望と地域活性化を目指した地域のあり方を模索しなければなりません。

また、月日と共に漁業に魅力を感じない若者は、市街地へと出て行く人が多く、今では残された人の高齢化が進み、地域に暗い影を落としているのが現状です。

そんな中、魚の暮らしと共に数多くの空き家が目立つ様になってきました。
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☆宮城県の牡鹿半島にある「小渕浜・桃浦」
牡蠣の養殖やワカメ、アナゴ漁で有名な小渕浜も東日本大震災で大きな被害を受けました。

牡蠣の水揚げ後の処理などをしていた作業所も津波で流され、同時に、そこで働いていた魚業の作業仕事も無くなってしまいました。
震災前の状態までには程遠いのですが、小渕浜も少しずつ前に進んでいます。

3本の矢プロジェクトを発足させ、小渕浜活性化対策を計画いたしました。

3つの養殖業から事業拡大により、

①雇用の確保、

②魅力ある事業、

③継続的発展に結びつく「夢の実現」を取り入れた事業計画を提案してまいります。

それらの推進を基に若者が定着できる労働ワークの確保を目指してまいります。

図1
小渕浜地域活性化構想-2

・これからの展開
「魚のある暮らし」をキーワードに、牡蠣・ワカメの養殖で構成された漁場を確保しておりますが、将来的な展望に於いて、どうしても確保しなければいけない3本の柱「アワビの養殖事業」をテーマーとして地域共同体、自然環境を取り入れた、若い世代が参加できる地域の魅力。


また、コミュニティデザイン・ライフにより満足頂けるよう、行政・地域団体と共に漁業と観光、「魚業」に関連したまちづくり、しかも環境に配慮した3本の柱をメインとして、地産地消の商品づくりまで行っていく予定でおります。

医・食・住を各々の希望にあった形で提供する企画・立案でより満足して頂ける地域の町づくりを確信しています。

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私たちはこんな運営企画を計画しております!!
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企画運営行事

■夏休み!親子漁業体験ツアー
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小渕浜の基幹産業である漁業について学ぶプログラムです。漁師が普段使用する漁船に乗船し湾内を周遊します。その他、海から学ぶ説明や、漁港見学、ロープワーク等を通して、漁師の仕事や養殖漁業の仕組みについて学びます。
みんなで魚村体験プラン
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体験学習
田舎に残っているものってなんだろう。海・自然・食・そして人のつながり

今でも暮らしに根づく「当たり前」が、もしかしたらこれからの「新しい」価値になるかもしれない。
海の上で働く漁師として、自然とのかかわりを次世代につなぐ役割を果たすため、小渕浜地域は漁村の未来を共に考えてくれることを期待します。 

お手軽体験コースの各プログラムのほか、参加人数、季節に応じた多彩な魚村体験をご提案します。
 ■
牡鹿半島・自然観察&アウトドアスポーツ体験
図4

豊かな自然を都会の人たちにもたっぷり体験してもらう。

漁法や魚、海について学び、海や魚に親しんでもらうため、全国各地より親子10組を募り、実際の漁船に乗り込み漁場体験を実施いたします。
またその後水揚げした小渕浜の魚介類を親子でさばく体験を
実施いたします。

ハイキング、トレッキング、自然観察、キャンプ体験等 

■小渕浜生活体験 
図5

魚村地域の空き家があり、それぞれ自由に使える別棟の一軒家がお迎えします。
のんびりすごすもよし、魚作業の体験をするもよし、のんびりと自分流の時間をすごしましょう。

11組、5名様まで年中受入。
●自炊、素泊まりもできます。

●旅館ではありませんのでお飲物などはお持ち込みしてください。
  テレビも備え付けていません。

一日で食と漁、海洋ごみの問題を学び体験することのできるイベントです。
 魚業体験ツアー
図6

水と緑とおいしい空気に満たされた大自然のキャンパスで思いっきり楽しみながら、魚業体験や、自分で食べて、見て、様々な体験を通して、地域の特色を活かしたイベントで自然とふれあいましょう。


 牡鹿半島交流ツアー 
図7

魚村地区では、その地域で収穫される食材を活用した魚業体験コースを用意して、都市の人々との交流事業を進めています。
協力して作り一緒に食べる、郷土料理等の味わい深さは格別です。
土地の人と友達になり、都会にも新しい友達が増える一方地域では、魚業を通じた人と人との新しいネットワークが広がっています。
自分の手で地域の水産物を育て、加工し、おいしく食べた体験が、産地とつながる大切な記憶となって、子どもたちに伝わっていきます。

 
 体験学習概要
図8

ボランティア体験・魚業学習・環境学習・浜食体験学習・自然体験・スポーツ体験・伝統体験・食品手作体験・その他の体験⇒其のつど季節によって開催実施予定

体験が、発見が、感動が、大きな自然の中に詰まっている。
雄大な自然が織りなす季節の風を
からだ全体で受けとめる体験学習。

  魚のある暮らし研修会
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「美と健康・経済・環境・暮らし・福祉」について:日程・場所・時間等はプログラムに従ってインターネット上にて掲載実施する。

人間環境・自然環境・その他などのテーマについて講演実施。
 

牡鹿半島暮らし講座セミナー

完全移住型・週末・通勤・セカンドハウス・子育て・Uターン・Iターン・Jターン・新天地・新生活型・独身リスタート型・子育て完了+両親介護型・定年帰型・実家移転型+仲間を訪ねる・新規参入型+魚村飛込み型・自冶体支援制度型・自分探しタイプ等其のつど開催:インターネット上にて掲載予定

小渕浜地域活性化構想-2-2
 
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アワビ養殖の第一歩

三陸はリアス式海岸特有の漁場環境により植物プランクトンが発生し、それを餌とする牡蠣やわかめ、ホタテ、ほやなどが育つ最高の環境が整っています。

又、海域には人間の生活排水が流れ込まず、「森は海の恋人」を合言葉に漁師が山に植林をしている環境づくりによって、山からのミネラルが豊かに流れ込むのが三陸の海です。

特に
三陸生まれの牡蠣、ワカメは、山からのミネラルと栄養を元にして繁殖するプランクトンがいる中でじっくり育ち、海水温の低さにより身が締まっていてミネラルも多いのが特徴です。その為に最高の旨みと栄養が凝縮されています。

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問題点

ワカメの製造繁忙時に、ワカメ生産者が一生懸命加工したにも関わらず、選別作業が間に合わずに規格外となってしまった商品が数多く出てきます。その処分方法が現在問題になっています。その破棄処分対策が大きな問題とし魚場で頭を悩ましております。まして、この問題から逃げることが出来ません。 

アワビ陸上養殖に挑戦! 牡鹿半島まちおこしを目指す!!

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牡鹿半島プロジェクトの漁業有志3人は以前から夢を抱いていたアワビの陸上養殖に取り組む計画を考えていました。
全国各地域から稚アワビを購入を計画して、小渕浜の海洋深層水と養殖ワカメの破棄処分で困っているワカメの破棄物を餌として育てることを計画しております。
養殖技術確立に向け試行錯誤する中で、今後の地域活性化に向けた新しい取り組みと観光客らを呼び込み「アワビ、ワカメ・牡蠣の3本の柱で町おこし」を目指す。

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 ■アワビ養殖は大変難しいですが、できます。

 方法は大きく2つあります。CZLfdQNE


①海面養殖
・カゴを海水中に吊るし、その中で育てるもの
・湾内の漁礁等に放流し、育てるもの


[長所]
 ・開設費が安価
 ・運営費が安価

[短所]
 ・気候や赤潮、タコ等の外敵に大きく左右され、全滅することもある。
 ・アワビを目視確認出来る頻度が減るため、変化に気付かない場合がある。

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②陸上養殖
・陸上で作成した施設にアワビを入れ、その中で育てるもの


[長所]
・気候や赤潮、タコ等の外敵に左右されにくく、いつでも出荷できる。
・気軽にいつでもアワビの様子を観察でき、適切な対処ができる。

[短所]
・手法にもよるが、開設費・維持費が非常に高価

一般的な養殖アワビでは、その大きさが8~10cmになると売られます。
cm程度の稚貝を購入して育てたとすると、最低でも販売に至るまでに2~3年かかります。
すなわち、その期間に何か他の収入源がないと1円にもなりません。

どんな養殖方法にしろ、病気になって全滅することもありますので、それらのリスクを考慮した上で、事業計画を立てないといけません。 

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魚のある暮らし

小渕浜地域活性化構想-2

小渕浜地域に顕在する空き家、廃校を活用した魚農への取組」の一端として、地域に学び舎魚学校を設立し、魚業に興味のある方に地方に来て頂き、実践魚業学校に関心を持って頂く政策を実施して行きます。


小渕浜
でなければ出来ない環境と歴史・伝統文化の融合性を生み出して、魚業に興味を持って頂けるシニア世代、若者等が“魚”を通じて様々なカリキュラムを学ぶ場を提供して行きます。



産学公民連携による体制を整い得て、強力なバックアップと共に、小渕浜地域に顕在する魚への匠の技と栽培技術・経験者を教師に招き、指導体制を整備していきます。

小渕浜地域活性化構想-2-2

自然環境をテーマとし、「地方活性化」及び「青少年」をターゲットとした新企画、「魚のある暮らし」を題とし「健康・経済・環境・暮らし・福祉」を旗印とした、企画・製作・立案・人材育成及びコンサルティングサービスを一般の方、行政、農・魚業を対象に 実施して行きます。
また、点在する休耕農地を利用した
観光農園(フラワーガーデング)の整備を実施して行きます。
 

小渕浜地域活性化構想-2-3

時代の波と共に漁業従事者の減少と高齢化が進む中で、後継者不足に悩まされ続けている現状でです。
宮城県石巻市小渕浜始め各漁協では何かの対策をしなくては、このままでは漁業衰退とかになり廃業を覚悟しなくてはならなくなってしまう危機感から対策を真剣に練ってきました。
そんなわけで、今回、新規漁業就業者支援事業を独自に開始し、将来の魚師を育てて行く取り組みを実施して行きたいと考えました。
将来的にこの事業を活用して漁師として独立して頂ける方の育成を徹底して参りたいと願っております。

 

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地域活性化プロジェクト


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小渕浜復興支援
東日本大震災から月日が流れ、早や十数年、復興の進んでいる地区、遅れている地区、被災地は多様化し始めています。依然として仮設住宅で暮らし、漁業の復興の遅れから、作業場が確保できず仕事がない方も多いというのが実情です。

また、月日と共に若者は市街地へと出て行く人が多く、今では高齢化が進み、地域に暗い影を落としている現状です。

そんな中の暮らしと共に災害住宅は空席が目立つ様になってきました。
また、その他にも数多くの空き家が見受けられます。



図1

☆宮城県の牡鹿半島にある「小渕浜」
牡蠣の養殖やワカメ、アナゴ漁で有名な小渕浜も東日本大震災で大きな被害を受けました。
牡蠣の水揚げ後の処理などをしていた作業所も津波で流され、同時に、そこで働いていた魚業の作業仕事も無くなってしまいました。

震災前の状態までには程遠いのですが、小渕浜も少しずつ前に進んでいます。


3本の矢プロジェクトを発足させ、小渕浜活性化対策を計画いたしました。
3つの養殖業から事業拡大により、①雇用の確保、②魅力ある事業、③継続的発展に結びつく「夢の実現」を取り入れた事業計画を提案してまいります。
それらの推進を基に若者が定着できる労働ワークの確保を目指してまいります。


自分達の手で新しい起業を創って行きたいと思い、
生き残る「共同体」を目指しております。

小渕浜地域活性化構想-2-2

・今後の課題

地方全体として過疎化が進み高齢化している地域が多く、しかし今後は世間でも放映されているように若い世代が田舎に移住・定住できる環境を創り描いた町づくりとして行かなくてはなりません。
地域での活動としては、行政とのタイアップしながら、青少年育成の為のイベントなどの実施・週末田舎暮らしにも
対応した魚家の意識向上の為のセミナーなど、まず地域が一つになる事を進めて行きたいと思っております。

小渕浜地域活性化構想-2

地域活性化支援とは?】【のある暮らし】

業生活とも村生活とも違う概念で、自然にやさしい生き方、生態系を守る生き方、生命を大切にする生き方、自然体で過ごす生き方、そんな生活を求めつつ「人間の尊厳を守って」力強く生き抜いて行く憩いの場、これまでの自然破壊、環境悪化、人間中心主義、モノやカネに価値を置く物質主義を見直し、自然と人間の共生、食糧と環境の保全などを重視し、真の豊かさを追求し、日々の生活のなかにでも少しずつ的要素を取り入れていこうとするライフスタイルを基本理念に於いて自分たちの手で新しい小渕浜の在り方を作って行きたいと思い、生き残る「共同体」を目指した三陸の暮らしを求めています。

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